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臨時災害放送局とは、暴風、豪雨、洪水、地震、大規模な火事その他による災害が発生した場合に、その被害を軽減に役立つよう、被災地の自治体等が開設する臨時かつ一時の目的のためのエフエム放送局のことです。

 

これは、阪神・淡路大震災の経験等を踏まえて平成7年2月に制度化されたものです。

その開局手続は「臨機の措置」として鹿児島市長が口頭により申請し、臨時災害放送局の免許を受けることができます。

 

なお、臨時災害放送局の放送番組は「被災地における被災者への支援及び救援活動等の円滑な実施を確保するために必要な範囲」と定められており、この期間の放送事業は、鹿児島シティエフエム(民間放送事業)から鹿児島市(自治体放送事業)へ変更になります。

平成29年2月8日「臨時災害放送局の開設に関する協定」を鹿児島市とシティエフエムが結びました。

これは鹿児島シティエフエムと鹿児島市が大規模災害時、市民の避難場所や救援物資、ライフラインの復旧情報など各種関連情報を放送するというものです。

鹿児島市との連携について

①災害緊急放送に関する協定鹿児島市とフレンズFMのみ締結

災害緊急情報伝達装置を鹿児島市消防局に設置。消防局とフレンズFMを専用回線で結び火災情報や天気情報(警報発表時)など鹿児島市消防局からの割り込みによる放送(夜間・土日)を行っています。 

 

②臨時災害放送局に関する協定鹿児島市とフレンズFMのみ締結

大規模災害発生時に鹿児島市の依頼を受け災害情報に特化した放送を行います。

 

③防災ラジオ運用業務に関する協定鹿児島市とフレンズFMのみ締結

災害発生時、適切な避難行動を行うためには、緊急情報を迅速に入手する必要があります。

 

防災ラジオは、防災行政無線と連動してフレンズFMから送信される緊急割込放送を自動受信することができるので、屋内で聞き取りにくいという防災行政無線の欠点を補完する役割を持ち、夜間や荒天時に有効な情報入手手段です。

 

➃桜島火山爆発総合防災訓練に参加(毎年1月に開催)

鹿児島市で防災ラジオ導入

鹿児島市は、2020年度の「健やかに暮らせる安全で安心なまち」の新規事業に「防災ラジオ導入事業」

(予算額35,219,000円)を一般会計当初予算案に盛り込みました。

防災ラジオ導入事業とは、災害時の避難情報を鹿児島市民に迅速に伝えるため、緊急放送を自動受信できる防災ラジオを導入するというものです。

2004年11月1日の1市5町の合併により旧5町には防災無線の戸別受信機が導入されていますが、旧鹿児島市では現在、防災行政無線の放送(屋外のスピーカーによる放送)と緊急速報メール(回線混雑の影響を受けずに配信できる携帯電話向けメールサービス)を情報伝達手段としています。

今回の予算案で災害時の情報伝達の手段として新たに防災ラジオが導入されます。

防災ラジオは戸別受信機を持たない市民を対象に購入希望者には個人千円、事業所1万円で提供する予定です。

このラジオではAM・FMの全局聴くことが出来ますが、鹿児島市が緊急放送を行った場合は、ラジオが待機状態もしくは他局を選局中であっても、緊急情報を受信した際には、自動的にフレンズFMに切り替わり、最大音量で緊急割込放送を聞くことができます。

また、自動的に放送されるのは、フレンズFMだけです。他局では鹿児島市の緊急放送を聴くことは出来ません。